問題は、別のところにあり
朝日新聞、土曜日be版の人生相談コーナー「悩みのるつぼ」、今回の相談は「友人への怒りが収まらない」、回答者はカンさん
怒りが収まらず鬱々としてしまう、その固執から逃れたい、まったく正常なことです。カンさんの回答を読む前に、自分なりに考える。
まず、友人の心ない言葉に、反論出来ずにただ席を立ったこと、大人の対応で良いことです。いまなら言い返せる言葉もその場で言えなかったあなたは、決して弱い人間ではありません。そのことを悔やむ必要はありません。
大人になりきれていない彼女が、まるで子どものように感情のまま我がままを口に出しているみっともない有様なのです。学習能力が優れていても、人間性は劣っており、まさに未熟者なのです。こうしたタイプの人間は、社会に大勢いることを理解することが必要でしょう。デパートでおもちゃを買ってもらえず、床に寝転がりバタバタ足を振っている子どもと同じで、大人になりきれていないのです。
だから、子どもを相手にしていたと思えば怒りも多少は鎮まりませんか?
いまあなたは、何か悩みや問題に直面していませんか。それから逃れたいために、昔の思いに悶々としているということはないでしょうか。悩みごと、争いごとは、人のこころのありようを乱します。いま一度、自らの生活を見直しましょう、そして、冷静に考えてみることが大切です。
そうしたこともなく過去の怒りの出来事が、負担として消えないなら、気分転換するしかありません。身体を動かすこと、友人と語らうこと、美味しいものをいただくこと、本を読むこと、何か自分の好きなことをしましょう。
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こんな回答を考えてみましたが、さてさて、カンさんの回答は如何(以下)に