「自分のどこを探しても、自分でないものがない場所はない」

これは哲学的なことを言っているのではありません。ミクロな世界もマクロな世界も含め文明の世に科学の進歩が解明した地球上のあるがままを表現しているに過ぎないのです。こうした書籍を読むことがたびたびあり今日の記事はいたく同調できるのです。ストーンと腑におちてくるのです。

人間の身体が何億・何兆という数の細胞の集合体であることは知っています。劣らず多くの微生物が体内の血管内に、神経内に、脳に、内臓に、もろもろにあまた存在しています。当然、皮膚の表面にも数限りなく。微生物のみならずウィルスも運命共同体として多くが息づいて生命を協働維持してくれています。

ここのところコロナウィルスが社会に脅威をもたらしていますが、名もなき微生物やウィルスの協働作業のおかげで私たち個体の生命が維持されていることも事実なのです。そうした書物を読むと生きていることの不思議と奇跡を感じます。

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