衝撃!白黒つける、白が黒になり黒が白になる日
夜中三時半に目が覚めるも辺りは真っ暗。新聞が届くまで小一時間。もぞもぞと布団のなかも三十分が限界、「寝ていられません」と起床する。明かりを点けては新聞少年に不審に思われるかも、普段と違い煌々と明るい独居老人家庭、スワッ異変かと不審を抱かれてもいけない。そっとヘッドライトをつけ、さて何を成さんかと思案する。
で、昨夜は八時に就寝。昼間二時間スキーの自主練を実施し適度の疲労があったり、そのまた前日に夕方から始めたパソコン仕事に興が乗り日付が変わるまで根詰め仕事をしていたりで、疲労が溜まるのも納得出来るトシ(年齢)相応である。よって七時間も八時間も熟睡でき、結果快適に目醒めたのであった。今日も何か良いことがあるかもしれない。
朝起きは三文の得。新聞も楽しみだが新聞受けに「カタッ」と配達音が鳴るまでしばしの我慢。パソコン仕事もできる。読書もできる。ヘッドライトを点けたまま、友人から借りて手元にあった本を手にする。新聞の広告欄に大きく出ていたのを覚えており、当時求めて読みたいと思ったことのあった本である。期せずして読む機会に恵まれたのは幸せである。
第一章「報道が作り出す犯罪」安部英医師薬害エイズ事件
八十数ページを一気に読む。ブログのタイトル「衝撃!白黒つける、白が黒になり黒が白になる日」の想いこそ率直な感想だ。
薬害エイズ事件の張本人は安部英医師ではなく「菅直人元総理」であることを初めて知る。びっくり仰天。この事件の発端は、当時、菅直人厚生大臣の個人的パフォーマンスだったと著者はいう。一人の真面目な医師の生涯を変えたのです。
ウーム、世の中のやるせなさ、無常を感じます。そして自分がいかに愚かであるかも。新聞・テレビ・マスコミの特性のひとつである「真実を見ない、そればかりか真実を歪め、誤った報道を意図的に流し続け、無知な一般国民をいともたやすく洗脳すること」、それを証明した格好の事例としての裁判だったのだと自覚いたしました。おー、こわ。